本稿のテーマ
脱毛サロンの運営には様々な書類が必要です。 また、脱毛サロンに足を運ぶと壁などにいろいろなポップやお知らせが目につきます。 一人でサロンを経営しているとそういった細かなお知らせ物等もすべて作る必要がでてきます。 そこで、10年以上経営してきた立場から、どういった書面、ポップやお知らせ物が必要かを一覧にしてみました。
脱毛サロン運営に必要な書類
まずは、脱毛サロンを運営していくうえで必ず必要な書類について解説していきます。
カウンセリングシート
カウンセリングシートはお客様の初回来店時に必ず記入してもらう問診票のようなものです。
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・氏名
・年齢
・住所
・希望コース(プラン)
・脱毛経験の有無
・日焼けについて
・持病や薬服用の有無
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などの項目を用意し、お客様に記入してもらいます。
初回のカウンセリング時にシートを見ながら詳細をヒアリングしていくために必要となります。
カルテ
カルテはお客様の脱毛状態を把握するために従業員が記入する資料。
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・氏名
・来店日時
・脱毛部位
・出力
・施術詳細
・支払い金額
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などを記入していきます。
毎回同じスタッフが入るとは限らないため、脱毛状況の確認や、お客様からの問い合わせ時などに活用していきます。
予約表
予約システムを導入している場合に限らず、紙で予約表を作成し予約を管理するのも重要です。
その理由としては、お客様毎に備考が発生したり、料金や内容が異なる場合が多いため。
予約システム上では確認忘れが発生したり、システムによっては備考が記入できないケースも存在します。
手間ですがダブルチェックの為のにも紙で予約表を準備しておくのがオススメです。
売上表
日々の売上を詳細に記録する売上表も必須。
パソコンが得意なスタッフが常駐している場合はエクセル等を使用して売上を管理すると便利です。
とはいえパソコン入力が苦手なスタッフも居ますので、紙で売上表を用意しておくのもよいでしょう。
その日の売上だけでなく、来客数や新規の数、決済方法などを記入する欄も作っておくとデータ収集や月末の決済処理に役立ちます。
シフト一覧表
従業員が1名の場合は必要ありませんが、複数人のスタッフを雇用しているのであればシフト表は必ず作成しましょう。
シフトを毎日確認することで遅刻や欠勤のリスクを下げることができるほか、お客様からスタッフの指名問い合わせがあった場合即座に対応することができます。
脱毛サロン運営に必要なポップ等の掲示物
店内のポップなどは視認性が高く、脱毛サロンの運営には欠かすことのできない要素の一つです。
脱毛サロンに来店されたお客様向けに必要な掲示物についても解説していきましょう。
カウンセリング用ポップ
カウンセリング時はポップ資料を作成するのがオススメです。
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・脱毛の仕組み
・脱毛マシンについて
・毛周期の説明
・脱毛回数や頻度
・注意事項
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これらは文章で説明するよりも見やすいポップをもとに説明したほうがお客様の理解度が段違いに変わってきます。
写真やイラスト等を用いてわかりやすく統一感のあるポップを作成していきましょう。
キャンペーンの告知ポップ
顧客単価を上げるためには様々なキャンペーンのポップが有効です。
既に来店しているお客様向けのPOPなので、ホームページには掲載していない店頭限定のキャンペーンなどの告知を行うのもオススメ。
実際に僕たちが運営している脱毛サロンでも、施術室に貼ったポップを見てプランを追加するお客様が多く居ます。
オススメのキャンペーンがあればどんどんポップ等の掲示物を作成してアプローチしていきましょう。
料金案内のポップ
脱毛料金についてもデザイン性が高くわかりやすいポップを用意しておくとベスト。
初回来店時に明示するだけでなく、既存のお客様がその場でプランを追加したいといったケースが多いためです。
「料金が明確である」という点は、お客様が安心して脱毛に通うためにも非常に重要なので、いつでもお客様が見れる場所に料金案内のポップを用意しておくとお店の信頼度がアップします。
おすすめメニューのポップ
特に人気のあるメニューはポップ化して施術室やトイレに貼ると効果的。
お客様の目に留まることで、顧客単価の向上に繋がります。
男性がターゲットであれば人気No1はヒゲ脱毛なので、「こちらも選ばれています!」といったようにヒゲ以外のボディパーツをセットで案内するなどもアリですね。
会員登録の案内ポップ
メルマガの配信や公式ラインの運用を考えているのであれば、店頭に必ず登録の案内用ポップを用意しましょう。
わざわざ調べてまで会員登録をしたいというお客様は稀です。
「会員登録で〇〇円オフなんです!」といった告知と共に、サッと出せる分かりやすいポップを出せるのが大切。
会員特典等があるとお店への再来店率は飛躍的に上昇するので、わかりやすいポップ資料を有効活用するのがオススメです。
その他に必要な販促物
運営に必要な書類や掲示物のほかに、用意したほうがいい販促物についていくつか紹介します。
会員カード
会員カードは必須。必ず用意しなければなりません。
顧客管理の観点だけでなく、お客様が予約時に会員カードに記載の電話番号に予約電話をかけてくる場合があるためです。
プラスチック製のカード等はコストも書かkる為、初めは名刺サイズの紙タイプの会員カードでOK。
費用も100枚で1000円ほどなので、業者等を使って発注を掛けましょう。
紹介カード
紹介カードやチケットのようなものがあると、既存顧客からの紹介が飛躍的に増えます。
「紹介カードで来店したらお互いに〇〇円オフ」のように、紹介者と紹介された側双方に利点があるような内容だと効果的。
実際に僕らのお店でも紹介のお客様がかなり増えたので、売上を上げるために活用するのもオススメです。
チラシ
販促物として代表的なのがビラ(チラシ)ですよね。
従業員が暇な時間にポスティングさせたり、路上で配ったり、既存のお客様が友人に紹介するために持って帰ったりとその用途は様々。
必ず必要ではないですが、作成しておくと何かと使い道があります。
ポスター
ポスターも作成しておくと便利です。
チラシのように使用頻度はそこまで高くありませんが、外看板に挟んだりイベント時に掲示したりと、「ポスターがあれば」といったシーンが必ず出てきます。
デザインが難しく外注の場合は費用がかさみますが、余裕がある場合は作成を検討してみるのもアリですね。
看板やのぼり
出店地域が繁華街や住宅街の場合、道行く人にアピールできるのが外看板やのぼり。
実際に僕たちのお店でも看板やのぼりを見て来店される方が毎月一定数います。
地域に根付いたお店を目指す場合にはとても広告効果があるのでこちらもオススメですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
脱毛サロンの運営に必要な書面やポップ等の販促物について紹介してきました。
かなり必要なものが多くて驚かれたのではないでしょうか。
これらすべてを自身で用意したり業者に外注するとなると、膨大な手間やコストがかかります。
当サイトではこれらの「脱毛サロン運営に必要な様々な書面資料や販促物」についてご用意が可能です。
実際に店舗で使用されている、実用性・デザイン性が高いものをご提供いたしますので、入り用がありましたらお気軽にお問い合わせください。