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予算200万円でOK?開業費用をできるだけ抑える方法を知りたい

遠藤駿介_写真

監修者

メンズ脱毛サロン FIGO

本稿のテーマ

前回の記事では開業費用の内訳等を書きました。 今回は、開業費用をできるだけ抑える方法について書きたいと思います。

開業費用で削ってはいけない部分

サロン開業で削ってはいけない費用についてですが、これは開業形態によって様々です。

売上を上げて店舗展開まで考えている場合

初期費用がある程度かかったとしても、将来的に売上をしっかり上げて店舗展開までしたい。

そう考えている場合、絶対に削るべきではない費用は「店舗」と「集客」です。

多店舗展開を前提とした場合、まず1つの店舗で複数の部屋を確保する必要があります。
さらに統一感のある内装も意識した内装工事も行っておくのが理想です。

1店舗目で確実に大きな利益を上げるためにも、出店地域の選定は欠かせません。
その際の物件取得費用や家賃についても惜しんではいけません。

また、集客にかかる費用を惜しむこともNG。
物件にかける費用が大きいということは、短期間で大きな売上を確保する必要が出てくるためです。

オープン初期は売上を上げるのが最も困難。
集客費用に経費の比重を大きく傾ける覚悟が必要です。

大きな利益を見込んで店舗展開する場合とそうでない場合は、削るべきでない開業費用も大きく異なるため上記の2点については余裕を持って準備しておくことをオススメします。

小規模の個人サロンを開業したい場合

マンションの一室等で小規模のサロンを開業する場合、削ってはいけない費用は「集客」にかかる費用です。

マンション等での開業はどうしても集客が弱くなってしまう傾向があります。
店舗に比べお店に足を運ぶハードルが心理的に高くなってしまうためですね。

その「行きづらさ」を解消するために、お店の魅せ方をしっかり考え集客に費用を費やす必要性が出てきます。

・信頼感のあるホームページを作る
・ポータルサイト等に登録して「ちゃんと運営している感」を出す
・チラシや外看板などで健全に運営しているアピールを行う

など、怪しくないお店だということを前面にアピールしつつ、興味を持ってくれた顧客にしっかりお店の存在をアピールしなくてはなりません。

僕たちが見てきた事例でも、個人の小さなサロンはとにかく集客が上手くできずに廃業するケースが多いです。

開業初期から集客費用をしっかり組み、お店の周知に全力を注いでいきましょう。

フランチャイズでの開業を考えている場合

フランチャイズでの開業を視野に入れている場合、削るべきではないのが「フランチャイズフィー」。
つまり本部に毎月支払う費用です。

脱毛サロンのフランチャイズ開業では多くのノウハウや本部の集客能力を提供されたうえでの開業となるため、早い段階で売上が確保できます。

とはいえ重要なのは「毎月のサポート」。

しっかり毎月本部と打ち合わせ、お店の現状報告や施策を練り更に売上UPを目指す。
そういったフランチャイズ本部のサポートが売上増加のために最も重要なポイントとなります。

毎月のフランチャイズフィーによってフランチャイズ本部からのサポートは異なる場合が多いため、その費用を削ることは「フランチャイズで出店するメリット」を損なうことに繋がります。

しっかり月額費用を支払い、その分以上の手助けを真っ当に請求する。
フランチャイズで開業する場合はその点をしっかり把握し本部を連携してサロン運営を行うことが大切です。

開業費用で削れる部分

逆にサロン開業で削ってもいい費用についてですが、これも同様に開業する形態で様々。

全体的にいえる点であれば、最も削れる費用は「脱毛マシン」となります。

脱毛マシンの価格はピンキリで、高いからいいものといったわけではありません。

価格が安くても効果が高くサポートも手厚いマシンも存在するので、しっかりリサーチを重ねれば数十万~数百万規模で質のいい脱毛マシンを購入することも可能です。

また、開業初期であれば「人件費」も削れる経費として挙げることができます。

オープンして混むまではオーナー自身がお店に立つことで、求人サイトの掲載費や研修費等を抑えることが可能。
ある程度知名度が上がりお客様も増えれば採用や研修にかかるコストも抑えられます。

開業費用で削るべき費用については、開業の状況やオーナーのニーズによって大きく異なるため、可能であればしっかりとコンサルを受け必要な費用と不必要な費用についてを明確にすることがオススメです。

「予算は200万円しかありません」の場合

「開業資金の予算が200万円しかないがすぐに開業したい」といった場合、サロン開業の形態は限定されます。

まずテナントを借りることが難しいため、マンションの一室や自宅での開業が前提となるので、その部分でどれだけ費用を抑えられるかを考えましょう。

自宅で開業できる環境であれば自宅の一室を改装するところからがスタート。
マンションの一室での開業であれば、なるべく初期費用が安く、脱毛サロンを開業できるマンションテナントを探す必要があります。

物件取得費用をなるべく抑えたうえで、最も費用が大きい「脱毛マシン」の購入費用を抑えることも重要。

今は月々定額の支払いで脱毛マシンを使用できる「リース契約」もありますので、予算が組めない場合はそちらを利用する形で進めます。

低予算での開業は様々な制限がありますが、その分売上が上がった時の初期費用の回収もラクになるのがいいですね。

お金を掛けずに集客する方法

なるべくお金を掛けずに集客したい。

これはどのサロンオーナー様でも思うところでしょう。

実際に僕たちが運営している脱毛サロンは広告費用をかなり抑えて新規を多く獲得することに成功しています。

僕たちが行っている施策は

・ホームページを自社で運営
・広告を自社で運営
・チラシやPOPなども自社で作成
・インフルエンサーをスタッフとして雇用しSNSを運用

など、本来外部に委託する部分を自社で運営、制作することで広告費用を抑えています。

オーナー自身がWEBスキルや制作スキルを持っているのであれば、全て自身でやってしまうのが最強ですね。
もし身内や知り合いに安く請け負ってくれる人があるのであればこれらの費用を安く抑えることが可能です。

その他に無料で最も可能性がある集客方法はやはり「SNS」です。

SNSが一つでも上手くいけば、無料で圧倒的な集客効果をもたらします。
まず無料でできる集客施策を考えるのであれば、インスタなどのSNSに全力を注ぐのが最も効果的といえるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

サロンの開業費用について、削るべきものや削るべきではないもの、なるべく低い予算でサロンを開業する方法について解説しました。

脱毛サロンはその他の店舗型ビジネスと比べても低予算での開業が可能です。

但し、低い予算で開業したい場合は相応の「開業ノウハウ」も必要。
どうやったら物件の費用を抑えられるか、どうやったら無料で新規のお客様を呼べるかなど、様々な知識を持っていることが安く開業費用を抑えるためのポイント。

当サイトでは開業費用を安く抑えるための施策や、無料での集客方法などの開業ノウハウもお伝えしています。
気になった点があればお気軽にお問い合わせくださいね。

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